子どもの「何がわからないかが、わからない」を知ることがスタートです!
先日、メンタルトレーニングでの出来事です。
Tくんは、自分が勉強でどこがわからないかわからない、という子でした。
親御さんは
「学校の先生にも、わからなかったら質問しなさいと本人にも言うのですが、質問してこないんです」
と言われてきているそうで、
でも、そのTくんの問題なのは「自分が何がわからないかわからない」
ということなのだとおもっていました。
「わからないことは先生にどんどん自ら質問すればいいのに、と、本人にもいうのだけど、いっこうに質問することはしないんです。」と。
「先生にわからないことを質問する」には
まず自分が何がわからないか気がつく方がで、
まだ彼にとってはまだ一つ上のハードル
なのだと、親御さんに説明しました。
そこで私はこの1年間Tくんが「わからない」ことに気がつくたことを目標としてきました。
そんなTくんに、先日
「最近算数のわからないところや、困っているはある?」と聞きました。
すると、 教科書を開いて「このページの②-2がわからない」と。
すんなり教えてくれました!
いままで自分のわからない箇所がわからない子
その子が、こんな具体的に伝えられるようになったなんて、
これってす~っごくないですか??
「えらいね~!わからないところ、わかっているんだ!!」と私。笑
わからないことをわかって、伝えられた後は
さらなる喜びを子どもが経験することです!
「じゃぁ、このわからないという問題は、どこで解決しようか。学校の先生でもいいし、
塾の先生でもいいと思うのよ。お父さんやお母さんでもいいと思う。
もちろん、佳苗先生も一緒に君と考えることはできるよ。
君が、だれに教わりたいか、誰と勉強したらすっきりなれるか?選択してごらん!」と伝えました。
すると・・・「佳苗先生」とご指名が!笑
学校の先生や塾の先生もいらっしゃる中、光栄ですね。
重要なのはその子が、
できるようになる取り組みを、体で覚える
ことです。
その後は、その「わかってすっきり!」の時間をともに共有しました♪
Tくん、すっきりしたね~♪(*^O^*)
次はどんなすっきりがあるかな?
レッスンはいつもワクワクです♪
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※私は教員免許免許などは持っていません。
あくまでも、メンタルトレーニングとしてサポートしているだけですが、
こうして学校の教科書を持ってきたり、ときに学校体育のもやもやをすっきりすべく
取り組みを行っています!
佳苗先生は、夢をかなえるための「土台作り」をしているだけです。
学校の先生・塾の先生は勉強のプロなので時にその情報を共有させていただき、そしてあとはそちらにゆだねたりと、それそれの形でサポートさせていただいています。