【お母さんのメンタルアイディアボックス】テストの後にさほど悔しがらない子へのテスト対策♪
~ジュニアメンタルトレーニングより~
中学生のメンタルトレーニングのひとこまです!
何事も、動じずポジティブに受け止める性格で、ストレスを感じることなくマイペースにいるHちゃん。
先日のレッスンでは「ちょっと悪かったよ~」と中間テストを持って来てくれました。
変なプライドもない子なので、ちょっとがっかりしていましたが、思ったよりあっけらかんとテストを次々見せてくれました。
そんなHちゃんのお母さんは「落ち込まないのはいい性格なのだけど、たまにはその結果に落ち込んだり、焦ったりしてくれればいいのにって思っちゃいます。少しは不安にもならないのでそれが逆に困るんですよ~」と、そんな嘆いていらっしゃいます。
確かに焦ったり、落ち込んだりしていれば、次に頑張る子もいますよね。
不安だからそうならないように、一生懸命する子もいます。
すこしはテストで落ち込めば、次はがんばれるかもしれないのに~!
そう思う親御さんの気持ちはよくわかります!
でも、実際は違うんですよ~!
いくら落ち込んでも「振り返り」ができていないのなら、落ち込んでいても同じじゃありませんか?
逆にあっけらかんとしていても「今後の対策」ができれば、落ち込む必要はないんです!
スポーツの試合の直後でも同じことがいえますよ!
すごく悔しがっている子っています。
感情をむき出しにして、悔しがって泣く子だっています!
でも・・・。
いくら悔しくても、それで終わってしまっている子もいます。
せっかく悔しいのに、なぜ負けたか?
これからどうして行くべきか?がわかっていない子は
いくら悔しくても、向上するすべをしりません。
スポーツでは、指導者がその原因知って、対策を練れば
それを練習に取り組めることができますが、
これが自分でもできること、指導者にお任せの子では
ゆくゆく大きな差になってきます!
ことさら、個別で取り組む学習にはこの取り組み方法は
大きな差となって、小学生の高学年くらいにはしっかり出て、
中学では、もうかなりのさがついてしまっています!
あまり物事に動じない、のんきなHちゃん。
それは性格です。
その子の良さもそこには含まれています!
その性格をどうこう考えるよりは
振り返りがしっかりできて、どんな対策があるかを自分で考えられる子にしていけば
まったく問題がないのではないでしょうか?
とはいっても、このHちゃん。
「やばいよ~この点数!」っていう感情はしっかり持っていましたけどね!(^^)
ただ、返却されたテストをそのまま放置していたので、
まずは1教科ずつの振り返りをし課題を見つけ、今日から取り組める対策を確認することを一緒に行いました。
さぁ!あとは実行あるのみ!
次のテストは、楽しみです!