子供の「ピン♪」をキャッチしよう♪
こんにちは。
今日は私の子育て日記です♪
メンタルトレーニングでも同じですが、
我が子の子育てでは常に子供の「好奇心」を大事にしています。
子供が二人いたら、その好奇心も姉・弟それぞれ別物。
その好奇心がどこにあるか、日々探索中です♪
我が家息子は、「他人からの評価が気になる場面」があるタイプです。
常に他人からの評価ばかり気にしている子はプレッシャーとか、ストレスも大きくなりがちになります。
でも、息子の場合はマイペースで、自分自身をしっかり持っている子なので、あまり大きな心配はしていません。
ただ、「他人の評価が気になる」ことは、メンタルケアの分野では、ちょっとマイナスな性格とも言えるので、この際この性質を最大限に「プラスな方向」で生かしたい♪と考えます。
さて、そんな息子ですが、この時期は個人面談の期間です。
評価が気になる息子は、個人面談が数日前からとても気になる子です!
外遊びから帰宅してくると毎回決まったように
「面談で先生は、何て言っていた?」と一言目に必ず聞いてきます。
必ずです!笑
そう!ここは最大限に活用する瞬間です!
今年も、「ただいま~!」の次にできた言葉は、やはりお決まりの 「先生はなんて言っていた?」でした!
「先生からの一言で、ママが印象的だった言葉はね、『彼は人望が厚いんですよ。同級生はじめ、下級生か
らにもとても慕われていて、自然とひっぱっていける存在です。』って、そうおっしゃっていたことかな。」と、先生から言われたとおりに、本人に伝えました。
「ふ~ん。」と息子。
ちょっと難しい言葉もはいっているので、褒められている内容なのだろうけど、どう褒められているのかが、いまいちピンと来ていない様子。
「人望ってどういう意味かしっている?」と聞いてきました。
「知らない」
「ママはそう褒められてうれしくなっちゃった~!「人望が厚い」なんてママは言われたことないからなぁ~」
「ふぅん。」
うれしそうな母を横目に、いまいち理解しきれていない様子の息子。
「人望ってどう意味か、調べてみたら?」とすかさず国語辞典を差し出す私。笑
「え~。別にいいよ~。」
「とっても良い褒め言葉なのになぁ。自分が先生から、どうみられているのか?自分でも気が付かない自分の良いところを、先生が伝えてくださったのだから、本人が知らないってなんだか残念だなぁ~」
そういいながら、国語辞典のケースから出して、はい、と差し出した。
「知りたいなら調べたら?」
本人もま、なんだかママがとてもうれしそうにしているからなのか、
ちょっとその内容が気になっていたのか?
はたまた、ニコニコしてみている母から逃れられないと思ったからなのか?
「・・・まぁ、時間もあるし調べとくか!」とかいいながら調べる。
私「なんて書いてあった?」
息子、声に出して読む。
意味を読んでとても嬉しいみたいだけど、表情には出さないように抑えている様子が手に取ってわかる。
うふふ。
笑いたいのを我慢して、「慕われているって、いう意味はしっている?」と聞く。
「知らない。」
「じゃぁ、出したついでだから調べちゃおう。」
「慕われるは、この辞書にないよ。」
「ほら、慕うってあるよ。これじゃないかな?」
そして、また意味を読んで、また「ふ~ん。」という息子。
うれしいはずだよね。
意味を知るとなおさら!
でも、表情は至って変えずの息子でした。
そういえば過去、臨時で2週間ほど担任を受け持ってくださった先生が、最後に一人一人メッセージを書いてくれたことがありました。
その時にいただいた文字は「文武両道の〇〇くん。それを生かして、君の将来に期待しているぞ!」というようなメッセージをいただきました。
先生のお別れの日、息子は私に聞いてきました。
「ママ、文武両道ってなに!!?」と。
その時も「国語辞典くん」は母の手から差し出されたのでありました。笑
その日から、彼の目標に「文武両道」の文字が増えました。
先生の言葉ってすごく良い影響がありますよね~!
ちなみに、私の運営する教室の目標にも「文武両道」とあるので、私も「文武両道」という文字はなんどか出したことがあったのですが・・・。
やはりその時に、子供自身がピン♪とくるタイミングとかがあるんですね~!
ご家庭のお母さん、そして指導者はその子供の「ピン♪」にどこまで反応してキャッチできるか?です。
その「ピン♪」に反応できて適切な言動ができると、その子の伸びしろがたくさん生まれてくるんだな~って思います!
ちなみに、私が最近息子のテストなどで、かなり気になっている教科に対してのご指摘もありました。
「しいて言えば、この教科が~○×△◆」と。
「やはりそうですか!」と思ったのですが、そのコメントは、面談の事が終わる最後に付け足しました。
気分が良くなったところで、「そういえば!」という感じで、付け加えてみました。
「こんなに素晴らしい評価をいただいたけど、課題はちょっとあるかもしれないね!」と。
本当は、母のエゴとしては、この部分はとっても気に留めてほしいことでした。
最近ちょっとテストが悪い教科なので~。
でも、今回この話で、「2単語も、調べてそれに対して理解できた」ので、今日はそれで満足です!
「こうやって、文字を調べたり、丁寧に勉強していけば、今日指摘されたことも、改善されるだろうね♪」と付け加えて終えました。
今後の息子に期待です!
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~本日の調べ~
◆人望:人々から親しまれ、尊敬されること 例・人望が厚い
◆慕う:①恋しく思う。例・子供が母を慕う。
②そのようになりたいと思う。例・漫画家を慕って弟子になる。
③後を追っていく。例・犬が後を追っしたって来る。
国語辞典って難しいですよね。慕うにもいろいろありました。
大人が横でそ~っと解説してあげないと、理解しきれないで終わって、余計に辞書を引くことの面白さがわからないかもしれません!
ということで、母も一緒に楽しんで引くことにしています♪
だから、一緒に楽しめないときには、こういうことはしません。
今回も、「ちょっとこの椅子に座ってちょうだい♪」といってこの話をしました。
仕事中でありましたが、母もある程度ゆとりをもって、いかないと、難しいですねー!
多忙な母の課題ではあります!
本日のふわりんの子育て日記でした♪
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