子どもの「やる気」を生むコツ
こんにちは!
今日は「子どものやる気」について少し考えてみます。
「うちの子どうもやる気がないのです・・」
私のところに来る親御さんに多い一つです。
では・・・やる気ってなんだと思いますか?
逆にやる気はどうしてないのでしょうか?
「うちの子、なにに対してもやる気が伝わってこないんです。」
というような言葉が返ってきます。
例えば自分のことに置き換えてみましょう。
●「忙しいのに料理するのが面倒だ」
●「お掃除が苦手!」
●「子育てにどうも自身がない」
まだまだたくさん!
大人もやる気が起きないことも、自信がない事もありますよね?
ではこれを子供で考えたらどうでしょうか?
子供時代は、「理性より本能」!
「やらなくちゃ」より「やりたくない。楽しい事をしたい!」が勝ってしまいます。
逆にそれが「健全な子」であるとも感じています。
それなのに「なんでやる気がないの?」と言われては子供もいよいよ嫌悪感すら感じてしまいますよね。
親の「責任・義務」が、時に「子供の最大のやる気」を奪っているのも事実です。
そんな時に私がまず大切にしたいは
「ワクワク」する気持ち
そして
「できそう♪という気持ち」です。
どんな子でも、「ワクワク」する状態になればこっちのものなのです♪
先日、メンタルトレーニングで通っているしている子が
夏休み明けのテストで98点をとりました。
この子は「漢字が苦手」です。
「僕は漢字嫌い!」
そして親御さんも「うちの子は漢字がダメなのです。」と。
彼に私はひそかに漢字が好きになるための時間を費やしてきました。
それは、決して「漢字の授業」ではなく、
ブロックを使用したり、パズルやクイズの脳トレでした。
本人は遊んでいる気分で楽しくレッスンに通ってくれていました。
トレーニング遊びでは、私から見て、そこにキラリ~ンと光る、彼の得意分野を見つけました。
「君は、これが得意だから、きっと漢字を覚えるのも得意なはずだよ!」と伝えると
「え??」とびっくり顔。
もう高学年なのですが、小学校低学年の漢字もノートにひらがなで書く子でしたから、
その自分が「僕は漢字が得意になるってホントなの?」という疑問顔でした。
そんな彼が・・・!
夏休み明けテストで、彼は98点をとりました♪
「おお~♪やったね!」というと嬉しくて彼に言うと、
と、どうも納得いかない様子。
悔しい間違えで、100点を逃したことに、納得がいかなかった様です。
こうなったら、もうこっちのもの!
「次はどうしようか!」と聞くと、
「次は何がなんでも100点取る!」
彼はそう決意していました。
彼のお母さんが、付きっきりで頑張った事も大きな成功の要因であったと思いますが、
今までは、それでも残念な結果であったようです。
何が変わったかと言えば、やっぱり漢字が得意になる能力が伸びてきたこと。
そして、漢字が少し好きになって、自分に「やれそうだな!」という希望を持ってくれたことだと感じています。
次回のテスト・・。
きっと、彼が決意した通りに、実力を発揮してくれると思います♡
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