子供を良いスポーツ選手を育てるためのコツ♪~ゴールデンエイジを知る~
こんにちは♪ふわ凛♪です。
最近の感じること。
それは「スポーツ業界の低年齢化と遊び不足」です。
運動業界では常識になりつつありますが、これをまだまだ子育て中のパパ・ママや指導者の分野でもご存知ない方も多いと感じていますし、指導者の方でもこの知識は知っていてもなかなかその指導ができない現状だとも思います。
スポーツが出来る子にしたい!という思いで習い事をさせている親御さまは多いと思いますが、同じスポーツを反復練習する事以外にもというか、それ以上に大切なことがあります。
スポーツができる子にするためには、それに必要な身体能力をその子供達の成長過程(神経の成長)に合わせて運動の仕方、そして「遊び」が重要です。これはお勉強ができる脳をつくることと同じなので、子育てするパパ・ママに共通して大切であります。
プレゴールデンエイジ(8・9歳頃)やその前の子供達(0~7歳頃)
「スキャモンの発育・発達曲線」
●神経回路が10歳までにほぼ出来上がる
つまり、様々な多種多様の運動(体を動かすこと)をこの時期までにたくさん経験させることが重要なのです♪
本当の英才教育とは早くからその習い事を習うだけではなく、その多くの運動経験(体験全てです)をさせて神経系伸ばすことです。
例えば、サッカーをしている子供に遊びを制限させて「サッカーの練習をしなさい!」というのは、子供の発育・発達から見るととても残念な事。
遊びは教え込まれる「運動」には得られな神経回路の発達が得られるのです。ですから、この時期の子供にとって遊びが楽しくてその遊びが「体を動かせるもの」であるなら、親や周りの大人が率先してその環境を与えることが大切です♪
また指導者なら、練習の合間にその「楽しい!」と思えるような運動としてその競技に取り組ませることや、ときに「自由に見えるような運動を交えた練習法」が大事です。
少なくてもつまらない「反復練習のみの練習」はじめ、「スパルタ」「根性」だけで子供がついてくるからといって、その競技だけを指導してしまうと、そのときは技術が習得できたとしても、それが大きなスパンで考えると、「バーンアウト」や「ケガ」をしてしまったり、「伸びさかり」の時期に使い物にならない「体や心」を作ってしまいます。
ゴールデンエイジ(10歳~12歳)
この時期に習得した正しい動きを、しっかり脳が覚えることができると、その動きは、その子が生涯忘れない「宝」となるのです。これは、勉強も運動も同じです。
正しい運動を伝える中、「練習の厳しさ、試練」を与えると同時に、常に「楽しい!」と思える様、運動を嫌いにならない「指導」が求められます。
願わくば、子供に携わっている指導者はこの概念をきちんと把握していただきたいな~と思いますが、このゴールデンエイジをご家庭でしっかり把握されていると、家庭の環境や、それに則った指導をされている場所をしっかり選ぶことができますし、そうでない指導者の元でも、ご家庭の「言葉かけ」などからも、その子供たちの環境は変えられるのです。
by★子供発育発達指導士 ふわ凛♪
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「体動かし隊!」の運動教室は
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