子どもにとってもストレスはありがたい存在?~ストレスと向き合う・その2~
社会に出ると様々な刺激がたくさんあります。
前回の日記 http://www.yume-kanae.com/archives/5228/では、
ラットの実験から、ストレスは大事な存在かも?とお伝えしました。
では
子子育てではどうでしょう?
子育てにこの話を置き換えるとどうなるでしょう。
電流のような強いストレッサーは絶対避けるべきです。
大人の感情で怒鳴ったり、根拠のない体罰は絶対避けるべきです。
自身をなくし、希望すらわき出てこないからです。
その精神から失敗を恐れ、チャレンジ精神すら育たなくなります。
しかし、
大切なストレスがこの世の中にはたくさんあることも、
私たち大人が子どもたちに伝えなくてはなりません。
それには、まず大人が「人生にとって大事な刺激なのだよ」と、
子どもたちに言葉ではなく「体験として」伝えてあげる現場を作っていかなくてはならないと感じます。
大人は?
理性が強くなっていくのなんとかバランスを取っていくこともできますが、
なんとかバランスをとっていく人の中には、
限界まで無理をして、バランスを取っていくことになります。
どこかで、その「ひずみ」が爆発する時が来てしまいます。
それは、どんな形になって出るかは人それぞれですが、
自分の弱いところに表れてきたり、時に大きな病や脳機能が麻痺してしまって
精神障害に陥ったりしてしまいます。
そうなると、必要不可欠な刺激と排除すべきストレスの違いがわからなくなってしまう人もいます。
そうなるときは「緊急事態」
今一度立ち止まって、「自分にとって大事なストレス(刺激)なのか
それとも離れざる得ないストレスなのか」を判断しなくてはなりませんね。
大人になってからでは、それまでそう生きてきた経験が長いため、
なかなかそれを改善することは難しいです。
長くたばこを吸っていて、やめるのが難しいのと同じです。
子どものうちから取組もう!
子どもたちのトレーニングの現場では、トレーニングの吸収が早くて
私は日々びっくりの連続です!
大人ではこんなに時間がかかってしますのに、子どもって素晴らしいな~と感じてしまいます。
それに子どもはまだ本能中心に生きています。
トレーニングはまず自分の本能を出して行く事が重要なので、
「~しならない」「~すべき」という理性がまだ働きづらいので、
トレーニングもしやすいのです。
だからこそ、「キッズメンタルトレーニング!」と私は確信しています。
もちろん、大人の方も、いま私と一緒にその「癖」を直すためにがんばっていらっしゃる方もいます!
大人の場合は、「どうしても変えたい!」という強い意思がその原動力です。
大人は「仕事を成功したい」とか「子どものために変えたい!」という
目的が明確だと近道です!
あなたの目の前にあるストレスは
乗り越えなくてはならないストレス?
それとも、排除したいストレス?
乗り越えなくてはならないものが目の前にあるのなら、一緒にトレーニングしましょう!
排除したいような状況がきたなら、一緒に心のケアをしていきましょう!
一度立ち止まる事が、明日への一歩のスタートです!