子どもに「こんなにお金をかけてあげているのに」言いたくなったら
子どもをお持ちのみなさん、
教育費って、本当にびっくりかかりますよね。
私も2人の子どもの親なので、
子どもがいなかったらどんなに出費が少ないかしら!
なんて、時にふと思うことはありますが・・・。
もし、その子に出費がかかってしまったとき、
もしかしてこんな事を言葉にしていませんか?
「こんなにお金をかけたのに・・・・」って。
それはそうですよ!
教育費をかけても、まったく身にならないとき。
成果が出ないときは、がっかりしてしまいますよね・・・!
でも、ちょっと待って下さい!
その言葉はぐっと我慢してみませんか?
子どもの成長ってどこでどう芽がでるかはわかりません。
その成果はどこでどう伸びてくるかは、いまその瞬間ではわからない事って多いものです。
実際、私が立ち上げている運動教室でも「すぐ見える成果」がありますが、
目標としているところとしては、もっともっと「後から成長してくる」伸びしろを目標としています。
塾に入ったらすぐに「点数に反映」する「成果」を求められたくなる。
ゆっくり待ったりはしていられない!という思いもよくわかります。
もしそういう成果をだしたいのであれば、
是非感情的にならない時に、お子さまと話して見てはいかがでしょうか?
ここに行けば、成績があがるかも!
そんな、期待をもってはじめたのは、お父さん、お母さんだけではないかもしれません。
子さまご本人も半信半疑で、未来の自分に期待して通うことを決意しているかもしれません。
結果が思わしくない時に、その、言葉を子供にぶつけているのは、
お父さんお母さんの残念な気持ちを子供本人にぶつけているのかもしれません。
「お金をかけたんだから!」という言葉は悪い結果ときほど、伝えてはいけないことは。
ぐっとがまん!ですよ~!
もちろん、取り組み始めるときに、強い決意を確認したり、また、結城つけるための言葉として、言葉を選んで、話し合う時につかうのは、ありなのかもしれません。
始める前に、程度気持ちを引き締めて
自分なりに、結果を残そう!
、、、そんな決意をすることは大事です。
また、その決意によって、子どもを奮い立たせることもできるかもしれません!
ただ、うまくいっていないとき、またうまくいかなかった結果を見て
「せっかくお金をかけたのに・・・」とか
「ないお金をふりしぼって、だしたのに、まったく意味がなかった」など、
結果に対して、やった意味はなかった、と親が子どもに伝えてしまうのは
もっとも危険な言葉だと認識した方がいいです!
だって、、、。
その結果に落ち込んでいるかもしれません。
また、あまり落ち込んでいないし、本人も望んでいないお金の、かけ方かもしれませんよ。
せっかくお金をつかったのに!
この表現は、使ってよい状況かしっかり見極めて、時に表現をかえて、別の向き合い方と言葉を選んで、自分自身で考えていくことが大事です。
そもそも、親がお金をかけてくれた、なんていうことは、本来子どもはあまり気にしないことです。
それより、【結果がでなくて悔しい。ざんねん。こんな思いをひろってあげたほうが、未来は明るいとおもいます。】
その費やした時間とお金は、決して無駄ではなかったかもしれません。
それなのに、その結果を見て
「時間の無駄だった。」
「お金が無駄だった。」
「そんなことなら、しないほうが良かった」
こんな事を思ったり、子どもに伝えてしまっていては
これから伸びるであろう芽すら、もぎ取ってしまうことになります。
それこそ、時間もお金も無駄な事になってしまいますよ~!
もし結果がおもわしくなかったとしても
今すぐ成果がでなかったとしても、
「大丈夫!このがんばった時間は、絶対無駄ではないよ!」
という気持ちで、見守ってあげて下さい。
落ち込んでいたら、そう声をかけてあげて下さい。
「決してその経験は無駄じゃないよ」と口にすることで、
こどもはいずれ「この時間を無駄にしないようにがんばろう!」と思う子になるものです。
これは、多くのケースを見て思うことです。
お金に羽が生えているな~と、
これは無駄金だったぞ!!と、思っても、
そこはぐっと我慢をして、
実はそのお金には我が子を伸ばすための芽が伸びているはずだ!と信じてあげて下さい。
そう親が思うことで、それが本当に無駄な時間やお金出なくなる日がくるのだと、私は思います。
そう、信じることから、その芽がのびてきます!
「この経験は無駄では無かった。」
「この時間過ごした経験をこれからに生かそうね」
そんなお母さん、お父さんのひとことで
その子どもは、確実にその見えない芽を伸ばしてくれるんです!
子育てって忍耐!
でも、種をまいて、その芽をゆっくり育てる事を楽しめたらな~と思います!
お金も・・・羽がついていると思わず、そこから芽をさかせる気持ちで
大らかに、ゆったり行きましょう~!